簿    記

なんだかよくわからない。簿記!
ど素人のぶたたぬきが気づいたこと
覚える過程ノート
初心を忘れないことが大切かと?

5つのグループ 資産
負債
資本
収益
費用

これで決まり!ばっちり前進!
資産=資本−負債
資産 負債
資本
 
  取引
5つのグループの関係
費用=収益
費用 収益
この関係が基本になる。それぞれのグループと借方・貸方の位置関係は一致する。資産が増えれば借方に、負債が増えれば貸方に記入する。という関係になっているように思える。どうもこの図を頭に描けば何とかなるように思えてきた。
こだわるわけでゃないけれど、借方・貸方には意味がないといわれると記憶されにくい。やはり有意味でないと!2004.05.01.独学開始から4ヶ月(本当はウン年。いつも借方・貸方でつまづいて放り投げている。最近薄明かりがみえてきた?)
資産
 財貨−現金、貯金、土地、建物など
 権利−売掛金、貸付金
負債
 債務(支払義務)−買掛金
資本(純資産)
 資本金
 
資産−負債=資本(資本等式)
資産=負債+資本(貸借対照表等式
収益  資本の増加をもたらす−商品売買益、受取手数料など
費用  資本の減少をもたらす−給料、支払家賃など
収益−費用=当期純利益(マイナスのときは当期純損失)
費用+当期純利益=収益(損益計算書等式

取引 簿記は取引から

 取引
  @商品を売って代金を受け取った。
   売り上げ(収益)が増え、現金(資産)が増える。
  A商品の注文を受けた。   
   注文を受けただけでは取引にならない。注文を受けた品物を渡し代金を  受け取る(売掛の場合もある)と取引が発生する。
   例]駐車場を月\5,000で借りる契約をした。取引となるか?

取引のルール
増加が借方のグループ 増加が貸方のグループ
資産 費用 資本 負債 収益
一般には、左のように覚えるように書かれていることが多い。理解した人は、上記の5つのグループの関係を意識しないで使っているように思われる。なぜなら、貸借対照表や損益計算書は上の図そのままだから。なぜ、左のような規則が生まれるのかそれを知らないで覚えるのはなかなか難しい。5つのグループの関係を図形として記憶した方が汎用性があるように思う。2004.05.01.
取引の種類 取引は損益の増減をもたらすか否か 損益取引
交換取引
損益の増減があるものとないものが混在 混合取引
現金の支出をともなうか否か 現金取引
  入金取引
  出金取引
振替取引


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貸借対照表 一定期間の財政状態がみえる。ただし、知識がないとさっぱり!
貸借対照表の構造
資産 負債
資本


  資産=資本+負債
を覚えていないとどうしようもない!(最初、資産に負債も含まれるというのが、℃素人にはピントこない!原理を理解していないとこんなものかな。2004.05.1.現在まだ℃素人です!)
残高試算表
平成○年12月31日
貸方 勘定科目 借方
43,000 現      金
85,000 当 座 貯 金
150,000 売  掛  金
64,000 有価証券
120,000 繰 越 商 品
200,000 備      品
買  掛  金 200,000
貸 倒 引 当 金 3,000
減価償却累積額 20,000
資  本  金 350,000
売      上 740,000
530,000 仕      入
70,000 給      料
24,000 支 払 家 賃
3,000 貸倒引当繰入
20,000 減 価 償 却 費
4,000 有価証券評価損
1313,000 1313,000
貸借対照表
平成○年12月31日
資   産 金額 負債および資本 金額
現   金 43,000 買掛金 200,000
当座預金 85,000 資本金 350,000
売 掛 金 150,000 当期純利益 89,000
貸倒引当金 3,000 147,000
有価証券 64,000
商   品 120,000
備    品 200,000
減価償却累積額 20,000 180,000
639,000 639,000

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損益計算書 一定期間の経営成績がみえる。ただし、知識がないとさっぱり!

 収益と費用を対照表示する。
 純利益または純損失とその発生原因がわかる計算表。

損益計算書の構造
費用 収益
利益
   合計試算表残高試算表損益計算書
 合計試算表←合計を出そうとする期間の勘定科目に対する口座ごとの合計の一覧表
 残高試算表←残高を出そうとする期間の勘定科目に対する口座ごとの残高の一覧表
 実際には、パソコンとアプリケーションソフトウェアがあれば簡単にできる?と思っている人もいる?だけど、そう簡単ではない。やはり仕訳!5つのグループのどれに入れるかがわからないといけない。仕訳におけるグループわけがしっかりしていれば、科目が少々違ってもいいようだ?
 左のようになっていればもうかっている。損失があると収益が減少する。その場合は、
費用 収益
損失
となる。(これは非常にわかりやすい。やっと納得できる世界へ?)

  利益=収益−費用
を覚えていないとどうしようもない!(最初、利益と収益が違う意味だと思わなかった。℃素人のいいわけ!)
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合計試算表
合計試算表
未来○○年12月31日
貸方 勘定科目 借方
850,000 現   金 250,000
600,000 当座貯金 400,000
450,000 売掛金 300,000
120,000 繰越商品
200,000 備   品
800,000 買掛金 1000,000
資本金 950,000
売上 750,000
530,000 仕入
100,000 給料
3650,000 3650,000
  
  
















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残高試算表
残高試算表
未来○○年12月31日
貸方 勘定科目 借方
600,000 現   金
200,000 当座貯金
150,000 売掛金
120,000 繰越商品
200,000 備   品
買掛金 200,000
資本金 950,000
売上 750,000
530,000 仕入
100,000 給料
1900,000 1900,000
  
  
収益 売上750,00
費用 仕入530,00+給料100,000
 営業成績 → 利益=収益−費用=120,000

資産 現金600,00+当座預金200,000+売掛金150,000+繰越商品120,000+備品200,000
負債 買掛金200,00
 財政状態 → 資本金(純利益を含む)=資産−負債=1070,000






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合計残高試算表
合計残高試算表
未来○○年12月31日
貸方 勘定科目 借方
残高 合計 合計 残高
600,000 850,000 現   金 250,000
200,000 600,000 当座貯金 400,000
150,000 450,000 売 掛 金 300,000
120,000 120,000 繰越商品
200,000 200,000 備   品
800,000 買 掛 金 1000,000 200,000
資 本 金 950,000 950,000
売   上 750,000 750,000
530,000 530,000 仕   入
100,000 100,000 給   料
1900,000 3650,000 3650,000 1900,000


















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損益計算書
損益計算書表
未来○○年1月1日から未来○○年12月31日まで
費   用 金額貸方 収  益 金額
売上原価 530,000 売 上 高 750,000
給   料 100,000
当期純利益 120,000
750,000 750,000
売上原価 期首商品棚卸高120,00+当期仕入高530,000−期末商品棚卸高120,000

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仕訳 取引によって増減した項目を5つのグループに分ける作業のこと。

 どのグループに入るのかわからないことが多い。これだという答えがないようにも思う。税理士さんのホームページをみても統一性がない。基本的な考えがあるのだろうがよくわからない。このあたりも分かりにくい原因なのかも?
 なんとなく頭の中が整理されてきたように思う。それは、5つのグループの意味を理解することから始まる。(これが難解ではある。これが専門の壁なのだと思う。

資産
流動資産 固定資産 繰延資産
現金 売掛金 未収金 車両運搬具 創立費
普通貯金 有価証券 前払金 建物 開業費
当座貯金 商品 立替金 土地 新株発行
受取手形 貸付金 備品
 資 産   資 本 
 負 債 
負債
流動負債 固定負債
支払手形 未払金 預り金 前受金 社債
買掛金 借入金 当座貸越 商品券 長期借入金
資本
資本金 資本準備金 利益準備金 任意積立金
収益
売上 受取配当金 有価証券売却益 雑益
雑収入 受取家賃 固定資産売却益
受取利息 受取地代 償却債権取立益
費用
仕入 旅費交通費 租税公課 固定資産売却損 資産を減少させる。
給料 支払保険料 消耗品費 有価証券売却損
通信費 減価償却費 雑費
水道光熱費 支払利息
現金
現金が足りない。現金があまる。おやすみなさいができない〜! 助けて!

帳簿より現金が足りない?
(帳簿残高が実際有高より多い)
借方 貸方
現金過不足 現金
帳簿より現金が多い?
(帳簿残高が実際有高より少ない)
借方 貸方
現金 現金過不足

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貸倒れ


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有価証券

 株式、社債、国債など
 取得原価=購入価額+買入手数料

有価証券を買った。
有価証券1,000,000を買入手数料15.000で買った。
借方 貸方
有価証券 1,015,000 現金 1,015,000

 売却益または売却損=帳簿価額−売却手取額
               売却手取額=売却額−売却手数料

有価証券を売った。
帳簿価額1,000,000の有価証券を1,300,000で売った。そのときの売却手数料30.000だった。
借方 貸方
現金   1,270,000 有価証券   1,000,000
有価証券売却益  270,000
帳簿価額1,000,000の有価証券を900,000で売った。
借方 貸方
現       金   900,000
有価証券売価役損 100,000
有価証券 1,000,000

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旅費交通費
車に燃料を入れました。

ガソリン(車両燃料費、旅費交通費などで仕訳する)
借方 貸方
旅費交通費 現金
軽油(車両燃料費、旅費交通費などで仕訳する)
借方 貸方
旅費交通費 現金
消耗品費
帳簿をつけるのって大変!遅くなります。寒いので石油ファンヒータ買っちゃいました!

儲けが少ないので9800円のストーブ探しました。消費税が490円でした。
借方 貸方
消耗品費
仮払消費税等
現金
消費税込みで10290円でした。
借方 貸方
消耗品費 現金
固定資産
資産のなかでも1年以上の期間にわたって使用されるもの 
勘定科目
車両運搬具
建物
土地
備品 机、いす、応接セット、ワープロ、パソコンなど
固定資産の取得原価:購入資金に仲介手数料、登記料、引取運賃などの支出を加えた金額
未払配当金
○株主に支払う配当金の支出額を計上する。
○費用ではない。利益処分。


借方 貸方
前期未処理分利益 2,000,000
未払配当金   600,000
未払役員賞与  400,000
利益準備金   100,000
任意積立金   300,000
前期繰越利益  100,000